パートや派遣と利くと正社員よりも見劣りしたイメージを持つ人もいますが、職種によっては必ずしもそうであるとは言えない場合があります。たとえば、著しい進化を続けるIT業界の最前線で活躍し続けるシステムエンジニアは雇用のされ方について拘りを持ちません。
老若男女にスマートフォンやWebサービスが浸透し、すっかりインターネットの技術がインフラになった事でシステムエンジニアは憧れの職業といった捉えられ方がされており、中学生が将来なりたい職業として最も人気があるほどです。
そうした現代社会において非常に注目度が高いエンジニアは、個々の能力が重視されるため自身のパフォーマンスがいかんなく発揮でき、新たなるサービスの力になれるのであればすぐに現場を変えるといった特徴があります。
そのような飄々とした働き方はジョブホッパーと呼ばれています。これまでの働き方とは一線を画する全く新しいものであり、次世代の仕事選びの指針とも言えます。そういったスタンスで働くためには正社員では難しいため、エンジニア達はあえて派遣会社に登録し派遣社員として在籍する事により、身軽に動き出せるような環境作りをしている場合もあります。
既に取り入れている方々の中では、クライアントからヘッドハンティングされたり、コワーキングスペースなどで仕事している際に生まれた横の繋がりによって新たなるプロジェクトの立ち上げに参加でき、派遣であったからこそ人生の転機になった方もいます。
これからはますます個人の時代に突入していくので、パートなどの肩書の意味合いは薄れていき、足かせになることもなく人生の転機が手に入れられるようになるでしょう。